- 大津波の翌日
- 大津波の爪痕
- ボランティア支援
- ボランティアとの作業
- かき復活イベント出店
- 被災後に温かい復興焼きそばを被災者に提供した
- 賑やかな店内の風景
- 復活好評浜焼きセット
店主からのメッセージ
2011年3月11日、私ども漁師のかき小屋は、いつもの通りお客様を迎え賑やかに営業しておりました。
悪夢のような14時46分、突然の大地震に驚き屋外に飛び出すと信じられないほどにユッサユッサと揺れる鉄骨作りの建物と車、しゃがみこんだり四つん這いになって青ざめる人々(自分も含め)の姿。
その光景はとても悲惨なものでした。
まもなくして、大津波警報が発令され、避難場所になっている高台にあるかき小屋の駐車場から湾口を見つめていると防波堤を乗り越え一気に押し寄せる想定外の津波が襲来したのを確認しました。
多数の民家や会社工場、漁船や牡蠣の養殖場施設は壊滅的な被害を受けてしまい、と同時にかき小屋もクローズを余儀なくされ、そして途方にくれる日々が続きました。
焼き牡蠣を提供するための焼き台を利用し「復興焼きそば」と銘うちライフラインが復旧するまで販売しました。
未曾有湯の被害をもたらした東日本大震災からまもなく5年、海に生きてきた我々漁師は時々牙をむく海ではありますが、やはり海から離れることができず 「復活と絆」 を合言葉に、不便ななか全国から来てくださっているボランティアさん方にお手伝いをして頂きながら現在も少しずつではありますが牡蠣養殖復旧活動をしております。
設備投資が多額で、軌道に乗るには何年かかるかはわかりません、今は陸上処理施設、養殖船、養殖場が完成し以前より良質な美味しい牡蠣ができておりますのでどうぞ岩手県大船渡湾のミルキー牡蠣を《漁師のかき小屋》にてご賞味ください。
大船渡 《漁師のかき小屋ブランド》『春っこ牡蠣』(商標登録済み)2015年3月より販売開始します。
スタッフ一同心よりお待ちいたしております。
※通販は再開時期が未定です。もう暫くお待ちください。